「自己PRカード」、来年度入試から“参考”に:東京都
平成15年度より都立高校の入試選抜で導入された「自己PRカード」。受験生が志望校に向けて「入学を希望する理由」「選択教科や総合的な学習の時間」「諸活動の状況及び実績」などについて自分自身で書き、入試の際は点数化され、推薦入試では内申点や面接点などにプラスされ、面接の際の資料に、一般入試では学力検査点や内申点に加算されて合否判定に使われてきた。
しかし、今までの入学者選抜方法について検討する目的で設置した「平成19年度東京都立高等学校等入学者選抜検討委員会」の中で見直しを検討。これにより、記入する3項目のうち、「選択教科や総合的な学習の時間について」の項目に関しては、教育特区における教育課程の弾力的な運用が始まっていることから、同一の取扱いをするのが難しい状況となっていることを考慮し、様式案ではこの項目が削除されたものが作られた。さらに同委員会は、今後も自己PRカードを作成することが有効であるとしたが、このような項目の変更に加えて、自己PRカードを点数化せず選抜資料として総合的に活用することや面接を行う学校においては面接資料として活用することを改善策としてまとめている。その結果として、今回の入試から、自己PRカードの様式は「入学を希望する理由」と「中学校生活の中で得たこと」の2項目に変更し、総合的な活用、例えば、総合成績が同一となった場合に順位を定めるための資料の一つとして活用するとなった。
(現代教育新聞)


