高校入試:都立高校来春の入試、外国籍生徒の条件緩和 「一芸」実施校拡大も /東京
9月14日12時1分配信 毎日新聞
都教育委員会は13日の定例会で、来春の都立高校入試の実施要綱と細目を決めた。第1次募集の願書受け付けは来年2月7、8日で、学力検査を2月23日に実施する。
今年度の入試で在京外国人生徒枠を設けている都立高は国際高1校だけで、入試では日本語もしくは英語で、作文と面接ができる能力が求められている。
文部科学省の調べでは、06年度に日本語の指導が必要だった都立高の生徒は180人だったが、中学生はそれ以上の663人もおり、日本語のハンディキャップから進学できない生徒も多いとみられる。このため在日期間が原則3年以内の外国籍生徒は、ひらがなのルビを振った入試問題で受験可能にする。
一芸入試の実施校は52校から65校に拡大し、定員は735人となる。新たな特別推薦種目は、ボート(本所)▽書道(鷺宮)▽放送(上水)。硬式野球で03年夏の甲子園に出場した雪谷、今年夏の東東京大会ベスト8の足立新田は、硬式野球の推薦枠を新設した。
また、今年度に続き、志望理由を記入する「自己PRカード」は点数化しない。推薦入試では教科ごとに生徒の意欲や知識を示した「観点別評価」とともに、教科ごとの成績である「評定」も判定基準として認める。全日制で主要3教科(国語、数学、英語)の入試問題を独自に作成するのは、今年度と同じ13校。
中学3年生や保護者を対象にした都立高の合同説明会は、▽10月28日に墨田川高▽11月4日に立川高▽同11日に新宿高――でそれぞれ開く予定だ。【木村健二】


